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日本舞踊【鷺娘】の全詞紹介1

日本舞踊【鷺娘】の全詞をご紹介していきます。

また、そのままでは判り難い言葉もあるかとも思いますので、全詞をご紹介後、言葉の解説も付け加えさせていただきます。

日本舞踊【鷺娘】の全詞紹介2

妄執[もうしゅう]の雲晴れやらぬ朧夜[おぼろよ]の恋に迷いし我が心
忍山[しのぶやま]口舌[くぜつ]の種の恋風が)

吹けども傘に雪もつて
積もる思ひは泡雪の
消えてはかなき恋路とや
思い重なる胸の闇
せめてあはれと夕ぐれに
ちらちら雪に濡鷺のしょんぼりと可愛[かわゆ]らし

朧夜[おぼろよ]

朧夜とは、朧月の夜のことをさしています。

忍山[しのぶやま]

忍山[しのぶやま]

福島県にある「信夫山[しのぶやま]」をさしています。

「忍ぶ恋路」を、「忍山[しのぶやま]」にかけて表現しています。

繻子[しゅす]の袴[はかま]~取りにくい

当時流行した「山家鳥虫歌」という歌謡から借りてきた一節です。

邪慳[じゃけん]

邪慳[じゃけん]

相手の気持ちを汲み取ろうとはしないこと。

須磨の浦辺~汲みにくい

「松風」を唄った当時の流行唄を挿入してきています。

鉄杖[てつじょう]

鉄杖[てつじょう]

涙の氷柱[つらら]

涙の氷柱[つらら]

流れ出した涙が、氷柱となってしまう・・・という心の悲痛な叫びを言い表しています。

「妄執」 日本舞踊【鷺娘】用語

妄執[もうしゅう]

 

みだりなことに、執念をもやすこと。

二六時中[にろくじちゅう]

二六時中[にろくじちゅう]

終日、一日中のことをさしています。

当時の一日は、十二刻であったことからきています。