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「上方舞」 日本舞踊【鷺娘】用語

上方舞[かみがたまい]

江戸で完成された歌舞伎舞踊に対して、京・大阪で発達した特殊な舞踊のことを「上方舞」といいます。

地唄舞(じうたまい)とも呼ばれる事があるようですが、実際には、浄瑠璃・長唄・端唄なども伴奏に用いられています。

上方舞は、座敷舞であり、能に縁が深い舞です。

御殿舞[ごてんまい]を源流としながら、人形浄瑠璃や歌舞伎舞踊からもエッセンスを取り入れながら、独自の発展を遂げてきた、 といえるようです。

上方舞は、大きく分けて四つの種類があります。

■本行物[ほんぎょうもの]・・・能から移った格調高い舞

■艶物[つやもの]・・・色っぽい女舞

■歌舞伎舞踊からとりいれたもの・・・長唄・浄瑠璃のまま舞う場合と地唄に移したものとある

■作物[さくもの]・・・おどけて洒落た味のもの

 

さらに、上方舞のなかでとくに京都で成立した舞をさして、「京舞」といいます。今日では、「京舞」とは、井上流の別称となっています。