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「押し出し」 日本舞踊【鷺娘】用語

押し出し[おしだし]

「押し出し」は、三つの意味のある言葉です。

ひとつは、荒事[あらごと]に使う、両手のひらを前に向かって押し出す型のことを、「押し出し」といいます。

もうひとつは、風姿の立派である事をさしていうことばです。例えば、「あの役者は、押し出しが強い」などと用いられます。

最後は、日本舞踊・歌舞伎などにおける舞台演出としての「押し出し」です。

大道具である二畳台などの箱に、踊り手が乗ったまま、後ろから押し出されて登場してくることを、「押し出し」といいます。

鷺娘では、冒頭の雪景色のシーン、「妄執の雲晴れやらぬ朧夜に」の哀しいオキのあと、白無垢の鷺娘の登場のシーンで、昔は、箸箱 [はしばこ]という箱にのって、押し出しでの登場が採用されたことがあります。