日本舞踊【鷺娘】 TOP 日本舞踊【鷺娘】用語集 > 「友禅」 日本舞踊【鷺娘】用語

サイト最新エントリー

「友禅」 日本舞踊【鷺娘】用語

友禅[ゆうぜん]

友禅というのは、隣り合った色が混ざらないように、糸目糊と呼ばれる細い糊の線を防波堤としながら、多彩な模様染めを可能にした、 染めの技法のことです。

その起源説には、元禄時代に

「知恩院の門前に宮崎友禅斎という人気扇面絵師が創始者として、考案した技術である」

とか、

「宮崎友禅斎のデザインした絵柄を着物に付けるために、当時の染め物屋の技術が集結して出来たものである」

などなど、諸説あります。


といいますのは、実は、創始者とされる宮崎友禅斎については、非常になぞの部分が多い事から、はっきりしない事柄がたくさんあるのです。

「友禅ひいながた」という著作が残っているところから、実在の人物であろう、とは言われていますが、京都で亡くなったのか、 加賀で亡くなったのか、はっきり分かっておらず、お墓が何ヶ所かに存在していたりするのです。

彼が、京都で友禅染めを広めたのち、加賀に移り住み、加賀の御国染めに影響を与えて、加賀友禅が生まれた、と言われています。

また代表的な友禅としては、京友禅、加賀友禅、東京友禅があります。
それぞれの友禅に、異なった特色はありますが、基本的な技術・技法は同じものです。


特色は、その地方地方の、気候風土や地方文化による表現や色使いの違いからきています。